「喜びの詩」   創刊準備号

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この世界での生というものが、意味あるものなら、
その全体を見渡す、筋の通った見方があるはず。
その見方は、一見、日常からかけ離れたもののようでも、
最終的に、日常の多くのものごとを説明し、喜びをもたらすもののはず。


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次号から本文を連載する前に、ここで当メールマガジンの概要を説明しておきましょう。

内容を一言で言えば、
「喜び」というものを核にして、一つの仮説を組み立て、
そこから世界や人生についての様々な素朴な疑問を、端的に読み解いていく試みです。
一見、異端のようでありながら、かえって既存の幅広い言説や事象を裏付けるような、
一つの筋書きとしての世界観を提示することを目指しています。

特徴としては、
簡素な言葉遣いにするため、散文詩の形式をとりました。
仮説の提示にあたっては、物語の要素も取り入れました。
短い話題を連ねながらも、章立てを構造化し、伏線を組み込むことで、
全体で描写が深まるようにしました。
専門用語を一切使わず、易しく読めるようにしました。


扱う内容の大まかな流れは、以下のようになります。

世界の成り立ちについて

人のありようについて

生きることについて

自分の生について

他者との関わりについて

社会との関わりについて

いくつかのものごとについて

非日常的な仮説から始まって、最終的には、
人の生き方といった日常の事柄に着地していく、というかたちになっています。


扱う内容は、具体的には以下のようなものになります。
(順不同です。以下には専門用語も使いました)

生きる目的があるとすればそれは何か / 思いが実現するとすればその仕組みとは / 
運命があるとすればその仕組みとは、自由と運命の関係とは / 
神があるとすればそれは完全か、なぜ世界は不完全か / 
「宇宙の始まり」を始める主体とは / 唯物論と唯心論のどちらが自然か / 
なぜ法則というものが働くのか / なぜ世界に「陰陽」が見いだされるのか / 
物質から意識はつくれるか / 自由意志と脳との関係とは / 
臨死体験、生まれ変わり、魂といったものがあるとすれば、それが成り立つ仕組みとは / 
感情はなぜいくつかに分かれるのか / 感情を制御する方法とは / 
喜びを大きくするための不変な方法とは / 苦しみを解消するための不変な方法とは / 
苦しみが生じる根本の原因とは / 善や悪をどう捉えるべきか / 
他者との間や、社会の中で、人のふるまいを規定する力学とは / 
人がいじめや戦争を起こす背景とは / 人が他者からの肯定や感謝や愛を求める背景とは /
他者の生も、自分の生も、奪ってはいけないとすればそれはなぜか / 
道徳というものの根拠とは / 世界を肯定的に捉える視点とは / 
「色即是空」「全ては一体」といった考えをつきつめるとき、何が言えるか / 
地球や宇宙にも寿命があることをふまえた上で、どんな希望が成り立ちうるか など。

ちょっと青臭い、今さらといった内容にも見えるかもしれませんが、それぞれの話題を、
一貫した切り口で簡潔に切っていくことで、新しい全体像が見えてくるはずです。


発行のきっかけ

自分は理系の人間ですが、物質で全ては説明できないというスタンスです。
科学という枠組みは有効ですが、それだけでは限界もあります。
世の中にあふれる、様々な哲学書、宗教書、精神世界の書、自己啓発の書、
その中には例外もあるとしても、有用なものが確かに多くあります。
そしてそれらの良質な部分は、内容が共通していることも少なくありません。
たとえば、プラス思考、ポジティブシンキング、思いは実現する、など。

一方、具体的な説明については、それぞれで異なる部分もやはりあります。
たとえば、世の中の仕組みを説明するのに、「○○の法則」「××の法則」など、
いくつもの法則が、それぞれの説で語られたりします。
しかし、それらを煎じ詰めれば、少数の基本的なルールの組合せで説明できるのではないか、
その方が、多くの説にあてはまる、より汎用性のあるものになるのではないか、
そうした考えから、基本的な筋書きを練り始めました。

現実と照らし合わせたり、確からしい様々な説と突き合わせたりする度に、
筋書きは覆されたり、修正されたりをくりかえしましたが、ある程度の期間を経て、
ほぼ一定のかたちに落ち着いてきたので、これを公開することにしました。


突飛なものであっても

初めは、突飛な説だと思われるかもしれません。
ただ、仮説にとって必要なのは、それ自体がつじつまが合っていることと、
いろんなものごとがうまく説明できるということです。
それらを満たしていれば、突飛であることは、本質的な問題ではありません。
(地動説や相対性理論は、突飛さゆえにむしろ評価が高い面があります)
また、最後まで通して読んで頂ければ、さほど突飛な話でもないということも、
わかって頂けるかと思います。


全ては仮説

連載する本文は全て、「〜と仮定したら、どうなるか」という立場で書いています。
「〜は真実です、事実です」というものではありません。
仮定を積み上げていくにつれ、まるで断定しているようにも見えてきますが、
全ての文の末尾に「かもしれない」が付いていると思って頂いて構いません。


実例の省略について

連載する本文では、主に考えの骨格を追っていくため、
具体的な実例の記載は、最小限にとどめています。
各分野の実例を紹介する資料は、他にたくさんあるので、そちらに譲りたいと思います。
たとえば、生まれ変わりや、臨死体験、奇跡的な治癒などの事例は、
それらの事実関係を地道に研究した書があり、そうした中に充分紹介されています。
本文では、それらがとりあえず「ありうる」という前提で考えを進めて、
そこからどういった枠組みが描けるか、に的を絞ります。


いささか前置きが長くなりましたが、次号から本連載に入ります。
 それではまた。

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発行者 哲楽人  週2回発行(月曜・金曜)
バックナンバー掲載サイト http://www.yorokobi.info

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